未経験からシステムエンジニアで働いて感じる魅力とやりがい

    2019.06.30

未経験からシステムエンジニアに就いて早5年が経過しました。

もともとは畑違いの仕事をしていて、全く知識なしの状態からシステムエンジニアを目指して勉強し転職したわけですが、自分としてはシステムエンジニアの道を選択してよかったなと思います。

もちろん大変なことが多いですが、それでも何も考えずに仕事をしていた時に比べて、色んなスキルを身につけて成長している実感があります。

未経験からシステムエンジニアになったわたしが思う、システムエンジニアの魅力ややりがいについて紹介していきます。

システムエンジニアの魅力とやりがい

いろんなスキルが身につく

システムエンジニアで働くといろんなスキルが身につきます。というか身につけざるを得ません。

  • プログラミングスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 資料作成(Excel,Word,PowerPoint)スキル
  • 問題解決スキル

などなど。

プログラミングスキルは基本中の基本ですね。例外的に大手企業のSEはプログラミングスキル必要ない場合もありますが、未経験からSEになる場合は確実に身につけておくべきスキルです。

プログラミングスキルは、できることなら転職活動前には取得しておきたいところ(最低限でもいいので)。

その他、SEはコミュニケーションやプレゼンのスキルなど、歳をとるにつれて様々なスキルが必要になってきます。一生プログラミングだけをしていたければ、プログラマーになるべきです。

様々なスキルを身につけることは大変でしたが、毎日少しづつでもスキルを高めていったことで前職にいた時では考えられないほど自分のスキルが向上していることを実感しています。

目標に向かってチームで動く

システム開発は完成するまで1つのチームを組んで動きます。スケジュールを組んでいつまでに終わらせるかを決めて、チームで一丸となって仕事をしていくのですね。

もともと野球とかのチームスポーツをやってきたわたしは、「みんなで目標を達成するために頑張る!」というやり方がとても心地よくて好きでした。

一人ひとりが「どうすればみんながやりやすく仕事ができるか」を考えながら仕事をすることで、結果的に遅延がなく残業も少ないシステム開発ができるようになるのです。

わたしはチームのリーダーに恵まれていてとてもやりやすい環境でモチベーションを高めながら仕事ができました。みんなが一丸となってシステム開発に挑み、完成した時の達成感は何度味わっても飽きません。

余談ですが、残業が多い会社の上司やリーダーに無能が多いです。つまりチームのトップが足を引っ張っているんですね。こういう糞みたいな会社は全部潰れてほしいですね。

頼られる実感

自分の実力が上がるにつれて、会社の人たちから認められるといいますか、「頼られているなぁ」と感じることが増えました。

人間には承認欲求があると言いますが、人から頼られるってめちゃくちゃ嬉しいことなんですね。それが自分にしかできない希少なものであればあるほど嬉しく思います。

希少なものであるほどと言ったのは、例えば道路に落ちているゴミを拾ってくれないかと言われても嬉しくないですよね。それは誰にでもできるからです。でも、「vbaの経験を活かしてExcelのツール作ってくれないか。」は嬉しいわけですね。それはvbaの知識がなかった頃はできなかったことだし、誰にでもできることではないからです。

「これ断ったら困る人いるんだろなぁ」という、生かすも殺すも自分に選択肢があるという幸福感。(めちゃくちゃ性格悪いですが笑)

SEとしてちゃんと知識をつけていけば、頼る側から頼られる側に変わっていって、結構な満足感を得られますよ。

ステップアップしてる感

システムエンジニアは確実にステップアップしていける職業です。

未経験からシステムエンジニアに転職した場合は、最初はほぼ確実にプログラミングからです。つまりはプログラマーと同じような仕事からスタートするわけです。

システムエンジニアの基本的な流れは、

  • プログラマー(プログラミングだけをする人)
  • システムエンジニア(書類(設計図など)作成からプログラミングなどトータルで行う人)
  • プロジェクトマネージャー(1つのシステムを開発するチームをまとめるリーダー)

システム開発には大きく、2つの分野があって、上流と下流という表現で分かれています。おおまかに言うと、書類作成が上流で、プログラミングは下流です。

まずはプログラミングの下流から始まり、徐々に上流へ移っていくことが、システムエンジニアとしてのステップアップです。

この流れはとても分かりやすく、システムエンジニアとして働く上でのモチベーションになります。わたしは今は、プログラミングをやりつつ上流のシステム設計なども行うようになりました。

明確な目標があり、確実にステップアップしていってる感じはとても好きです。

給料が上がる

わたしの会社がベンチャー寄りだからか分かりませんが、人によってはめっちゃ給料上がります。わたしも4年目まではちょっとずつ上がる感じでしたが、5年目でやれる範囲が増えたタイミングで給料がドカッと上がりました。

スキルが上がれば上がるほど貰える給料が増えるのがシステムエンジニアの世界です。仮にいまの会社で給料が上がらなければ、もっと給料が貰えるところへ転職すればいいだけです。

「そんな簡単に転職できるわけないだろ」と思う方もいるかもしれませんが、当サイトでも何度も言ってますが、今は深刻なIT人材不足なのです。

仮に今のキャリアとスキルでわたしがシステムエンジニアとして転職活動したら余裕だろうなって自負はあります。システムエンジニアはスキルを手に入れたもん勝ちの世界です。今すぐにでも飛び込んだ方がいいです。

余談 : 転職も(たぶん)余裕です

システムエンジニアからの転職の話も出したので、気になって自分の価値を調べてみることに。

転職サイトの@typeでは、転職力診断みたいなサービスがあって、自分の市場価値などを図ってもらえます。入力項目が多くてまぁまぁ大変でしたがポチポチ入力して結果を見てみることに。

結果が以下です。・・・個人的にはなんとも微妙な結果にw

type4-1

@typeの転職診断を実際に使ってみていいなと思ったのが、色々と入力した情報をもとに企業側からスカウトメールが届くんですね。企業名を見てみると、心が揺れそうな企業ばかりで自分の承認欲求満たされまくりで結構おすすめです。

@typeの転職力診断テストをやってみる

わたしにスカウトメールくれた企業(個人的に凄そうな企業だけ選んだ)。

  • 株式会社ローソン
  • 株式会社三菱東京UFJ銀行
  • 株式会社博報堂プロダクツ
  • サイボウズ株式会社
  • ブリヂストンソフトウェア株式会社

名前だけ見ると凄くないですか!!!

実際には、ここから面接が何回もあるはずなので採用されるかは完全に別問題ですが、可能性は感じさせてくれますよね。

未経験からシステムエンジニアへの転職活動をした時も思いましたが、こうやって改めて転職市場に顔を出してみると、自分なんかにこれだけの企業名が並ぶくらいですから、本当に深刻なIT人材不足なんでしょうね。

システムエンジニアとしての経験を積むことで市場価値が跳ね上がるのも一つの魅力かなと思います。

・・・どうしよう。転職しようかな笑

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