リクルートエージェントは、業界最王手の転職エージェントです。
求人数、エージェントの数、面談場所、どれをとっても業界No.1。
利用者も多く、未経験からハイスペックまで幅広い層の方が利用されています。転職エージェントの利用を考えているなら、「とりあえず」活用しておくべき転職エージェントです。
評判については悪い評価と良い評価が半々くらいの印象で、よくも悪くも業界最王手の転職エージェントですから口コミがめちゃくちゃ多く集まっています。
今回はリクルートエージェントの口コミの傾向をまとめました。口コミや評判からどういう人に合っているかが見えてきますので、登録前にぜひ一度ご確認いただければ幸いです。
目次
リクルートエージェントの評判
「担当者の質」と「求人の質」から口コミや評判をまとめました。
また、良い評判、悪い評判という2面から解説していきますので、両方をしっかり把握して総合的に選ぶことをおすすめします。
担当者の質
提案量がすごい
リクルートエージェントは10万を超える圧倒的な求人数を持っているので、提案してもらえる求人の数が半端ないです。
最初の面談時からドカッと大量の求人を紹介してもらて、その後も毎日のようにおすすめ求人と新着求人がメールで届きます。
人によっては急かされていると感じて不快に感じることもあるのですが、たくさん提案して欲しい人だったり、ガツガツと転職活動したい人にとってはとてもありがたい対応ですね。
わたしも面倒くさがりなので自分でやると全部を後回しにして行動してしまいますが、リクルートエージェントが背中を押してくれるため頑張れたりします。
リクルートエージェント求人数はなんと、常時10万件以上です。
2017年7月時点では公開求人が約3万件、非公開求人が約15万件でした。
マイナビエージェントですら、非公開を併せても約3万件です。
リクルートエージェントの求人数がいかに飛び抜けた数字であるかが分かるかと思います。
他社に比べて登録しやすい
他の転職エージェントに比べて登録を断られないという声が目立ちました。
口コミや評判を整理すると、大手の転職エージェントの中では一番断られにくい転職エージェントであると推測できます。
- 離職中
- 正社員経験の有無
- 年齢
これらの制限は一切ありません。
「誰でも登録してきてください!」「圧倒的な求人数でカバーしますよ!」
リクルートエージェントからはそんな声が聞こえてきそうです。誰でも歓迎ムードがあります。
リクルートエージェントが「よくあるご質問」の中でサポートできる人について紹介してくれています。
Q. 現在、在職中または離職中なのですが転職支援サービスを利用できますか?
A. はい、ご利用いただけます。Q. 正社員としての就業経験がないのですが、転職支援サービスを利用できますか?
A. はい、ご利用いただけます。Q. 転職支援サービスを利用するにあたって年齢制限はありますか?
A. お申し込みの年齢制限はございません。
また、年齢層についは、20代から50代まで幅広い層の方々が利用している様子が分かります。
参考:http://www.r-agent.com/otoiawase/help/service.html#faq_09
電話のタイミングがめちゃくちゃ
転職エージェントでは、電話連絡が基本です。
何か決まった、何か報告事項がある、といった場合に、「とりあえず」で電話をかけてきます。
メールでなく電話なのは、「確実に伝えられる」という利点があるからでしょう。
しかし、わたしたちもいつでも出れるわけではありませんね。
実際にわたしも夜中の21時に電話がかかってくることもありました。時間帯は特に決まっておらず、担当者の連絡したいタイミングでかかってきます。
個人的には、夜中の電話が非常識だとは思いません。逆に自分のために、こんなに遅くまで残ってもらって申し訳ない気持ちになります。
電話が面倒くさい方は、極力メールにしてくださいといった交渉もできるので、試してみてはいかがでしょうか?
不満のある一方で、マメに連絡を取ってくれると解釈してメリットだと感じている人もいます。
担当者の圧迫が嫌
担当者の個人の質はどの転職エージェントでもクレームの対象になるのですが、リクルートエージェントの場合は特に多いです。
業界大手で利用者が多く口コミが集まりやすいといった背景もあるのでしょうが、担当者となるキャリアアドバイザーの数が多いといった点も挙げられます。
キャリアアドバイザーの数は転職エージェントの中では業界屈指の470名。
他の転職エージェントだと多くても50人程度の中でずば抜けた数字であることが分かります。
これだけの人数のスキルを平準化するのは容易ではないでしょう。
担当者と合う合わないは転職活動する上で大事になってきます。不満があれば交代してもらうといった相談をしてみるといいかもしれません。
キャリアアドバイザーの数は他の追随を許さないほどの人数を誇っています。
これだけの人数がいれば、いろいろなタイプの人がいるはずです。
リクルートエージェント登録時に、「〇〇のようなタイプの人が希望です。」と伝えると、融通を利かせてくれるかもしれませんね。
アシスタントから連絡が来る
一般的にコンサルタントは激務なので、アシスタントが付くことが多いです。
転職エージェントにおいても同様で、アシスタントが付く転職エージェントもあります。
リクルートエージェントの口コミを見ていると、「アシスタントからメールが来た」といった内容が散見されるため、アシスタントが存在する転職エージェントなのでしょう。
ただし、基本的にはアシスタントが出てくるタイミングは事務連絡に留まり、本質的なアドバイスなどは担当者本人から連絡が来ます。
もし、事務連絡を超えてアシスタントが関わってきた場合は、「それは違うのではないか?」と担当者に相談してください。
スピーディな転職活動
リクルートエージェントは3ヶ月間のスピード勝負です。のんびり転職活動したいと考えている人には向いていません。
登録後の面談で説明があると思いますが、契約期間は3ヶ月と決まっています。ですので、リクルートエージェントのサポート開始から3ヶ月以内に内定を決めないと、サポート打ち切りです。
担当者がガツガツしているのも何としても早く転職させたいという熱意からですね。
短期集中で一気に内定まで決めたい人に向いている転職エージェントと言えるでしょう。
求人の質
求人数が圧倒的に多い
リクルートエージェントの最大の強みは圧倒的な求人数にあります。
「サポートを受けたい!」という人より「10万件の求人を見たい!」という思いで登録した人も多いはずです(わたしもそういうタイプでした。)
登録すると「Personal Desktop(パーソナルデスクトップ)」というシステムが使えるようになります。ここに非公開求人を含めて毎日のように求人が追加されていくのです。
より多くの求人から選びたい欲求のある方は、絶対に登録しておくべき転職エージェントですね。
Personal Desktop(パーソナルデスクトップ)は、リクルートエージェントでの転職活動をスムーズに行えるようにするための独自システムです。
- 担当者おすすめ求人がどんどん追加される
- 「応募する」がボタン1つでおこなる
- リクルートエージェントだけが知る企業の詳細情報を知れる
といったメリットがあります。
サイトだけでなくアプリもあるので、スマホ片手にボタン1つで転職活動が行えてめちゃくちゃ楽です。
マッチングの精度が低い
求人数が多い一方で希望の求人とのマッチング精度が低いという問題も見られます。
個人的には「量を取るか」「質を取るか」の違いと考えています。
こだわっている転職エージェントだと、わたしたちに本当にマッチした求人を数社だけ厳選して紹介してくれます。わたしは数社をチラ見させられただけでは満足できないので、リクルートエージェントのように「ブラック寄りの求人も混ざっていいからとにかくたくさんの求人を見せて欲しい」と思い登録しました。
紹介してくれた求人はすべてPersonal Desktop(パーソナルデスクトップ)に一覧で見れます。つまり自分で選べるわけですね。ブラックが嫌なら応募しなければいい。それだけの話です。
結局は好みの問題ですが、わたしとしては、事務的に大量の求人を片っ端から送ってくれる転職エージェントの方が選ぶ自由があって好きですね。
ハローワークの上位互換
求人数の多さからハローワークと比較する意見も見られました。
上位互換という表現は中々合っている気がします。
ハローワークの職員はコンサルタントではなく、単なる窓口です。
求人数の多さと求人の質、転職のプロにサポートしてもらえることを考えると、
ハローワークを使うより、よっぽど期待が持てます。
選考が通りにくい
裏付けが取れてませんが、他の転職エージェントと比べた時に「選考が進まない」という特徴が口コミから見られました。
自分はそんな風に感じませんでしたが、そういった傾向があるかもしれないと頭の片隅に入れておくといいかもしれません。
リクルートエージェントの基本情報
求人数 | 約11万 件 |
---|---|
非公開 | 75% |
IT割合 | 25% |
エージェント数 | 470人 |
面談場所 | 16箇所 |
独自システム | Personal Desktop(パーソナルデスクトップ) |
担当者の呼び方 | キャリアコンサルタント |
【まとめ】リクルートエージェントに向いている人
リクルートエージェントの口コミ&評判からマイナビエージェントに向いている人の特徴が分かってきました。
キーワードは3つ。
- 「他の転職エージェントで断られて自信のない方」
- 「できるだけ多くの求人にアプローチして可能性を広げたい方」
- 「短期勝負で早く転職したい方」
自分に自信がない
リクルートエージェントは基本的には来るもの拒まず運営しています。
口コミや評判を見ていても登録段階で落ちる人はほとんど見かけません。
転職エージェントの登録難易度ランキングを見ても、大手の中ではNo.1の登録のしやすさです。
未経験の業種を狙う方や、数年で会社を辞めてしまった方、フリーターの方、他の転職エージェントに断られた方、など、リクルートエージェントでしたら断られる可能性が少ないため、自分の経歴やスキルに自信のない方に向いている転職エージェントです。
できるだけ多くの求人を見たい
リクルートエージェントの最大の特徴は、求人数が他の転職エージェントに比べて圧倒的に多いことです。
自分の可能性を広げるために、できるだけ多くの求人を見て会社を選びたいと思っている人にとっては最高の転職エージェントと言えます。
リクルートエージェントに登録するとPersonal Desktop(パーソナルデスクトップ)という求人検索システムが使えるようになり、膨大の量の求人から選んで応募することが可能です。
一方で、提案される求人は的はずれなものが多いため、あくまで自分で検索して選べる主体性がある人に適しています。
短期間で早く転職したい
リクルートエージェントの急かしてくる感じは結構すごいです。
無視して自分のペースでやればいい話ですが、逆に「できるだけ早く転職したい!」という人にとってはこの上ないサービスでしょう。
早い人だと2週間ほどで決まってしまいます。
ただしこれは、企業先を吟味しないまま、リクルートエージェントの言われた通りの企業への転職となるため、転職先の企業の質は保証できたものではありませんが・・・。
「とにかく早く転職したい!」という人は、リクルートエージェントに相談してはいかがでしょうか。