SEを採用する人事が見るポイントはだいたい似通っています。業界特有の適性やほしい人材はパターン化されているので、「自分はSEの適性があります!」とアピールできるように自分から当てはめていくことも簡単にできるわけです。
未経験の方は特にSEとしての特性が見られます。面接ではそこをしっかりとアピールすることで採用確率も上がっていくわけです。
SEの職種を希望するにあたって、ウケの良いキーワードを10個選びました。
面接や履歴書でアピールする際は、適度におり混ぜると評価が高まること間違いなしです。
目次
未経験は適性をアピールするしかない!
実務未経験ということは経験値としてアピールすることがないわけです。未経験可でありながら採用しようとしている企業は面接の際に何を見るかというと、SEとして適性。つまりポテンシャルです。
世間でも言われている通り、SEという仕事はとてもキツイです。一生勉強し続ける必要があるし磨かなければならないスキルもたくさんあります。関わる人も多いですし、コミュニケーション能力も必要です。1つだけを極めればいいという仕事ではないため、壁にぶち当たりやすく自分には向いていないと心を折ってしまう人が多い職種なのです。
ですから企業としてまず見極めるのはその人がSEとして向いているかどうかです。頭のよし悪しよりはむしろそちらのほうが重要視されます。
面接でアピールできるポイントを10個挙げたので参考にしてください!
SEの適性をアピールできるキーワード
計画性
SEの仕事を一行で表すと、計画どおりに注文どおりのシステムをつくり上げることです。
無計画に行動しては、仕事として成り立ちません。大事なのはスケジュールの立て方。「計画性」というキーワードは、SEとしての適性を表しているといえます。
例: わたしは物事に取り組む際、計画を立てて取り組みます。具体的にはほにゃらら・・・。
目的遂行力
計画と対になるのは達成です。計画を立てるだけではダメで、計画どおりに達成できなければ遅延となりお客様に大変な迷惑をかけてしまいます。
計画を立てて行動し、ちゃんと達成できる力があるということをアピールすることが大切です。計画性と目的遂行力はセットでアピールするといいでしょう。
例: ○○という目標に向かって計画を立てて取り組み、達成することができた。
実行力
目的遂行力と似ていますが、もう少し広い意味合いです。なんでもかんでもやるといったイメージでしょうか。
悩んでいる暇があるなら手を動かす。分からなければ聞く。仕事において止まっている時間は無駄以外の何者でもありません。
例:行動力があります。SEに転職したいと思い立たったその日に参考書を買い独学ながらプログラミングを勉強し始めました!
協調性
SEはパソコンと向かい合い一人でカタカタしているイメージが強いと思いますが、仕事としてはチームで動きます。
役割を分担し、チーム内で頻繁にコミュニケーションを取り、認識を合わせ、一つのシステムの完成に向けて協力して進めていく職業です。
チームに協力的でない人がいると仕事に支障がでるためメンバーから外されることもあります。それだけチームが団結して進めていくことが大切なのです。
例: ○○について○名で取り組み、役割を明確してコミュニケーションを取り認識を合わせスケジュールどおりに達成できた。
コミュニケーション力
協調性は社内での話ですが、コミュニケーション力は社外まで及びます。
SEはお客様との打ち合わせから、システム開発に協力してくれる社外のパートナー会社との調整など、営業に近い仕事を行うこともしばしばあります。
必要になるのは、社外の方とも円滑にコミュニケーションが取れる力です。
例: 色んな人と会話するのが好きで、ほにゃらら
問題解決力
システム開発に障害はつきものです。安定して動いていたシステムがある日突然動かなくなるなんてことも、よくあります。
そんな時に慌てずに冷静に素早く対応する力がSEには必要になります。システムを作ったら終わりではなく、安定的に稼働しているかどうかを見守るところまでがSEの役割という企業がほとんどです。
何か問題が起きた時に対応できる問題解決力をアピールできるといいでしょう。
例: ○○という問題が起きたが、○○という方法で解決できた。
好奇心
行動しようと思う大きな原動力となるのは好奇心です。
SEはたくさんのことを学ばなければいけません。積極的に色々なことを吸収していこうと思える心が大切ということですね。
例: 好奇心旺盛で、思い立ったらすぐ行動してしまいます。
新しいもの好き
好奇心の派生ですが、イメージとしてはIT技術に特化した感じです。
IT技術の進歩はめまぐるしく、ボーっとしているとすぐ置いていかれます。新しい技術が登場するたびに興味を持って触ってみるという人はSEだけでなく技術職全般的に適性があります。
今のトレンドで言うと、IoTや人工知能でしょうか。
例: 新しいモノが好きで、スマホの新作など常にチェックしています。
柔軟性
技術の進歩もそうですが、時代の変化によってSEの業務内容は大きく変わってきます。今日の常識は明日の非常識かもしれません。
大切なのは、変化に対応できる柔軟性です。常に今を疑い、ベストな行動を取る。そして変化せざるを得ない時が来たら、柔軟に変化していく。これもSEとして働く上での宿命です。
例: 色んな環境に経験してきましたが、どこでも自分の役割を見つけ上手く対応することができました。
忍耐力
上記9つの項目を見ても分かる通り、SEの仕事は色んな面で神経を使いストレスの溜まる仕事です。ただその分、やりがいがあることも確かです。
一人前に成長していく過程で壁にぶつかる頻度も他の職種に比べると多いかと思います。しかし、そこで諦めずに乗り越えた人だけがプロフェッショナルなSEへと成長していけるのです。
SEの仕事を理解したうえで、自分のなりたいSE像に向かって忍耐力を持って取り組むことが大切です。
例: ○○を取り組む際、辛くて逃げ出しそうになりましたが、絶対に乗り越えるんだと歯を食いしばり達成することができました。