Webエンジニアの仕事内容について紹介していきます。
目次
Webエンジニアの仕事内容
Webエンジニアの仕事内容は、外から見える表側であるフロントエンド側と外から見えない内部のバックエンド側がありますので、これらについて、それぞれ解説して行きたいと思います。
イメージとしては以下の通り。表と裏ですね。
フロントエンドの開発
フロントエンドエンジニアは主に、顧客から見える側を扱います。
みなさんが今見ているこのページもフロントエンド側です。要するにWebサイトにおいて目に見える部分ですね。見た目とかデザイン、アニメーションなどを担当します。
言語としては、HTML、CSS、JavaScriptなどがあります。
HTML
HTMLは、Hyper Text Markup Language(ハイパーテクストマークアップランゲージ)の略でサイトの骨組みを表します。
パソコンからこの記事を読んでいる方は、Ctrl + U を押してみてください。
実際のソースコードが見れるはずです。フロントエンドの特徴としては、ユーザーからソースが見れます。
HTMLは素人でも一ヶ月ほどで習得できる言語です。表から見える分、スキルは筒抜けです。コメントに個人情報を書かないなど見られている意識を持って作業に望まなければなりませんね。
CSS
CSSはCascade Styling Sheet(カスケード・スタイリング・シート)の略で、飾り、デザインの部分を担当します。
HTMLで作った骨組みに対して、色などを装飾していくイメージです。
誰でもできるようになる
フロントエンド側に関しては、センスの差はあれども勉強すれば誰でもできるようになります。理系の考えも必要なければ、難しい数式を使うといったこともありません。
フロントエンドに特化した、WebコーダーやWebデザイナーといった職種があります。
ぜひ、興味のある方は自信でWebサイトを作ってみることをおすすめします。メモ帳とブラウザだけで制作可能ですので、チャレンジしてみてください!
参考 → 脱初心者!プログラミングを独学で覚えられるサイトと勉強法
バックエンドの開発
バックエンドエンジニアは一般的に、Webプログラマーとして募集されている事が多い職種で、Webエンジニアと言う名前でも募集されている事が多いです。
言語はJavaやPHPなどのサーバーサイドの言語です。担当するのはシステムの裏側で、顧客側からは全く見る事が出来ない部分を作ります。
一般的に職人気質の人が多い傾向にあります。
Webサービスにおける各種の機能はバックエンドエンジニアが担当しています。例えばECサイトであれば、「カートに入れる」処理や「ログイン認証」処理などで、サイトの根幹を担うとても重要な働きをします。
プログラミングの知識だけでなく、サーバー側の知識やセキュリティ面なども気を遣う神経を使う仕事でもあります。
大変な分、一般的に給料はフロントエンドエンジニアより高い傾向にあります。
運用、保守
Webサイトは作って終わりではありません。
より良くするための提案であったり、問題点の修正を行い続けていくことが重要です。そこがお金になったりします。
プログラマーの場合は新規開発よりも、まずは既存サイトの運用からスタートするケースが多いです。
小規模な修正対応を行い、開発の流れに慣れていきましょう。
Webエンジニアのやりがい
Webは私達の生活に欠かせないものであり、日本でも海外でも、ほぼ共通した技術で作られています。日本で活躍出来るWebエンジニアは基本的には海外でも活躍できますね。活躍の場はグローバルです。
提供したサイトが、直ぐに顧客の目に触れる事が出来て、売り上げを伸ばせるなど、自分たちがしたことに対する反応がダイレクトに伝わってくのもやりがいの1つではないでしょうか。
どんな勉強が必要?
フロントエンド開発を担当したいのであれば、HTML、CSS、JavaScriptまで使えると良いでしょう。HTMLとCSSは最低限です。
ポートフォリオとしては、架空の店舗を想像したWebサイトを作ると喜ばれます。
バックエンドの開発では、JavaやPHPなどバックエンド側で動くプログラミング言語を1つ習得しておきたいところです。加えてサーバーの知識であったり、セキュリティの知識なども抑えておきましょう。
ポートフォリオとしては、掲示板やECサイトなど、プログラミングを作成しないと動かないWebサービスを開発しておくとアピールになります。
Webエンジニアの資格
- PHP技術者認定初級試験
- JAVAプログラミング能力検定試験3級
- JAVAプログラミング能力検定試験2級
ベンダー資格になります。必須ではないので、時間に余裕のある方は検討してみてください。
未経験でもなれる?
Webエンジニアは未経験からでも可能です!
勉強方法としては、公共職業訓練や無料のスクールなどがおすすめです。独学よりも早く体系的な知識を身につけられるので積極的に活用しましょう!
スクール → 無料で勉強!しかも転職サポート付き!プログラミングのスクールまとめ
職業訓練 → 職業訓練でプログラミングを勉強してIT業界へ転職する!
職業訓練に関しては、お金の支給も支給されます。生活費などを気にせずに勉強に打ち込めるというのが良いですね。
年収を知りたい
Webエンジニアの給与は、年収441万円です。
参考:https://doda.jp/guide/zukan/046.html
Webエンジニアの将来性
WebサイトおよびWebサービスの需要は伸び続けています。Webエンジニアはこれからも必要となり続ける職種でしょう。
世界的にWebの仕事はありますし、日本で活躍してスキルが高ければ海外への移住を考えても良いでしょう。日本よりもWebエンジニアの給与が高い国も多いです。
また、フリーランスとしても独立しやすい職種です。スキルと営業力があれば、仕事を取って来て、会社に雇われる事なしに、ストレスフリーな人生を送れます。
会社、海外、フリーランスと選択肢が広がる職種なので、人生の保険としても身につけておきたいスキルかなと思ったりします。